(´;ω;`)ブワッ


by nakieiga
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ロング・グッドバイ(1)/レイモンド・チャンドラー(村上春樹訳)

ようやくにして、村上春樹訳の『ロング・グッドバイ』を手に入れた。東京出張のたび、書店で探したんだけど見つからない。売り切れ。何のことはない、近所の駄書店に売れ残っていた。

チャンドラー作品と言えば清水俊二訳以外にあり得んだろ、稲葉明雄? 誰それ? という勢いの清水訳びいきなので、偏見たっぷりに頁をめくっていったが、いやいや、面白いじゃないですか。清水訳では訳されていなかった箇所も網羅されていて(それが必ずしも必要かと言えば、議論を待つ必要があるが)、村上春樹の小説家としての才覚を再認識させられる。

こうなると、『グレート・ギャッツビー』も読みたくなるね。

自分にもテリー・レノックスに近い存在がいて、ずいぶん前にその人と渋谷のバーで飲んでいた時のこと。ギムレットを飲みつつ、『長いお別れ』の話になって、「本当のギムレットはローズ社のライムジュースとジンを半々」なんてことを言っていたら、「ウチはローズ社のを使っているんですよ」と、バーテンがわざわざライムジュースのビンを引っ張り出してきてくれたことがあった。その計らいにどれだけ喜んだことか。

その店は、もうなくなってしまったんだけど。
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by nakieiga | 2007-03-30 09:13 | 読書