(´;ω;`)ブワッ


by nakieiga
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清水俊二訳のそれは、「お別れ」している期間が「長い」のだと思っていた。が、村上春樹訳では、「お別れ」を言うまでに要した時間が「長い」のである。

解釈としては、村上春樹のほうが正しい、ということになるだろう。

それで感じたのが、清水俊二訳は場面が魅力的であり、村上春樹訳は物語が面白いということだ。例えば同じシーンであっても、

「アルコールは恋愛のようなものだね。最初のキスは魔力がある。二度目はずっとしたくなる。三度目はもう感激がない。それからは女の服を脱がせるだけだ」
「そんなに汚いものか」と、私は尋ねた。
(清水俊二訳)

「アルコールは恋に似ている」と彼は言った。「最初のキスは魔法のようだ。二度目で心を通わせる。そして三度目は決まりごとになる。あとはただ相手の服を脱がせるだけだ」
「どこがいけない?」と私は尋ねてみた。
(村上春樹訳)

と、こんなに違う。村上訳は明確、清水訳は読み方によってどうとでも取れる部分を残しておいて、場面の奥行きを広げているように感じられる。これはどちらが良い/悪いという問題ではない。村上訳によって『長いお別れ』という物語に対する理解を深めることができ、清水訳によってチャンドラーの文体に痺れることができたという、ごく個人的な感想である。

あらためて翻訳とは、日本語力が問われる作業だと感じた。
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# by nakieiga | 2007-04-05 10:00 | 読書

74kg(前日比±0kg)

【朝食】
野菜スープ、パン、ヨーグルト

【昼食】
卵焼き、焼き魚、ほうれん草、ご飯

【夕食】
ご飯、味噌汁、鰈の一夜干し、ほうれん草、肉じゃが、かぼちゃのサラダ

【今日の運動】
踏み台昇降30分、腕立て伏せ50回×1、腹筋50回×1

佐川急便の個人宅配送の使えなさは異常。東京を3月30日に出荷した荷物がようやく今日届く。不在中に配送しても不在通知なし。その翌日には全く配送せず。できないことはやめておけ。
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# by nakieiga | 2007-04-04 23:54

74kg(前日比±0kg)

NOVAの精算方法は違法と上告棄却=中途解約の割高規定-最高裁
NOVAの主張もわからないでもないけどね。途中解約のペナルティがないなら、ボリューム・ディスカウントの担保がないんだから。案外、別のことに腹を立てて裁判沙汰にしたのかもしれない。

【朝食】
ぱさぱさのパンケーキと湿気たクロワッサン、ヨーグルト(JALホテル)
※バイキングで1,300円也。昨夜食べた四川風麻辣うどんで腹を下し、食欲なし。

【昼食】
ほうれん草と玉子のカレー
※新大阪駅の「ほんとうに美味しいカレーの店」。看板に偽りあり。

【夕食】
ご飯、味噌汁、肉じゃが、ほうれん草、トマト

【今日の運動】
5km走、自転車こぎ16分、筋トレ

アルコールが入ると、食欲に関する抑制機能が著しく低下するなあ。昨日は食べ過ぎた。
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# by nakieiga | 2007-04-03 23:13

激流中国 富人と農民工

http://www.nhk.or.jp/special/onair/070401.html

1日1億円稼ぐ北京の富裕層と、年収10万円、その半分を子供の学費に充てている農村の貧困層を対比して描くドキュメンタリー。

2年前、大連へ行った時もひどかった。その頃は旅順へ行くにはガイドの付き添いが必要で、外国人相手の仕事をしている彼女は、恵まれた層だった。その彼女は、煙草の吸殻はもちろん、ゴミを平気で路上に捨てる。よせばいいのに「何でそんなにマナーが悪いのか」と注意をしたら、逆に諌められた。「見てみなさい、地方から出稼ぎにきている人がゴミを拾っているでしょう。あの人たちの仕事をつくってやってるのよ」と。

中国の税制がどんなのかは知らないが、格差が深刻だというなら、累進課税制度を復活させればいいんじゃないか? 路上にゴミを捨てて貧困層に仕事を与えるというんじゃなく。いや、これは日本についても言えることなんだけど。

番組を見ていて思ったのは、「格差」という言葉に置換された途端にマイルドな印象を受けるということ。はっきり、「貧富の差」と言ったほうがいいんじゃないだろうか。1億総中流が過去の幻想となり、貧困層が増えた今、「貧富の差」という言葉はあまりに生々しいリアリティを帯びるために「格差」という言葉でごまかしているような気がしてならない。これも日本についても言えることだ。
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# by nakieiga | 2007-04-01 23:16 | 徒然

74kg(前日比-1kg)

やはり、誤差のうちだった(と思おう)。

【朝食】
野菜スープ、ベーグル、チーズ、ハム、スクランブルド・エッグ

【昼食】
ペパロンチーノ、パン

【夕食】
カレー

【デザート】
アイスクリーム半カップ

【今日の運動】
踏み台昇降1時間、腕立て伏せ50回×1、腹筋50回×1

昨日は完全にオフ。カレー食べた後、ハイボール、ワイン、チーズと暴飲暴食。

今日はツーリングなり映画なりに行きたかったけど、天候不順で気が乗らず。夕方のニュースで黄砂が降っていたとか言っていたから、出歩かないで正解か。中国の環境破壊がアレなもんだから、黄砂に吹かれてとか、のんきなこと言ってられないね。
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# by nakieiga | 2007-04-01 22:58

75kg(前日比+1kg)

【朝食】
野菜スープ、パン、ヨーグルト

【昼食】
ご飯、卵焼き、ソーセージ、ブロッコリー(手抜き弁当)

【夕食】
ご飯、味噌汁、鰤マスタードソース、ほうれん草、ポテトサラダ

【デザート】
よもぎ餅

【今日の運動】
踏み台昇降30分、腕立て伏せ50回×1、腹筋50回×1

1kgは誤差のうちと信じたい。

踏み台昇降は野球観戦をしながら。しかし、あのタイミングで放送を終了するくらいなら、最初から中継なんてしなけりゃいいのに。甲子園だったらサンテレビが引き継いでくれただろうか?

しかし、誤審と、それをフォローするかのような誤審、ブラウン監督の出鱈目な投手起用には痺れた。上野? 誰だそりゃ? 
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# by nakieiga | 2007-03-30 22:31

JWordはリアルでもウザい

ウイルスだのスパイウェアだの言われているJWORDのプラグインだが、本当にウザいのは確か。「これからの検索はJWordで決まり」と、代理店に言葉巧みに騙されたんだよなあ、社長が。

ネットワーク・カメラは、セキュリティの意味もあって、80番以外のポートを使うことが多い。そうするとアドレスは「http://aaa.bbb.ccc.ddd:6XXXX」という形式になるが、JWordのプラグインは「http://」を勝手に省略してしまい、アドレス構文エラーへと誘ってくれる。今のプラグインは知らないが、本当にゴミだ。

それならアンインストールするなり、最初からプラグインをインストールしなければいいんだが、リアルで営業の電話がかかってくるからタチが悪い。アドワーズやオーバーチュアを利用している企業に片っ端からアプローチしているのだろうが、「××というキーワードに空きが出ましたので是非御社に利用してもらいたいと思いまして」って、それは使えないと別の企業が判断して見切られただけの話だろう。「前使ったけど、効果がないからもうしません」と電話を切ろうとすると、「本当ですか!? それはいつ頃の話ですか」と、「こう言われたら、こう切り返せ」のマニュアル片手に電話している様が目に浮かぶようで、面倒なのでガチャ切りした。

どうせそのうち、どこかの代理店から電話がかかってくるんだろうが。
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# by nakieiga | 2007-03-30 10:26 | 徒然
ようやくにして、村上春樹訳の『ロング・グッドバイ』を手に入れた。東京出張のたび、書店で探したんだけど見つからない。売り切れ。何のことはない、近所の駄書店に売れ残っていた。

チャンドラー作品と言えば清水俊二訳以外にあり得んだろ、稲葉明雄? 誰それ? という勢いの清水訳びいきなので、偏見たっぷりに頁をめくっていったが、いやいや、面白いじゃないですか。清水訳では訳されていなかった箇所も網羅されていて(それが必ずしも必要かと言えば、議論を待つ必要があるが)、村上春樹の小説家としての才覚を再認識させられる。

こうなると、『グレート・ギャッツビー』も読みたくなるね。

自分にもテリー・レノックスに近い存在がいて、ずいぶん前にその人と渋谷のバーで飲んでいた時のこと。ギムレットを飲みつつ、『長いお別れ』の話になって、「本当のギムレットはローズ社のライムジュースとジンを半々」なんてことを言っていたら、「ウチはローズ社のを使っているんですよ」と、バーテンがわざわざライムジュースのビンを引っ張り出してきてくれたことがあった。その計らいにどれだけ喜んだことか。

その店は、もうなくなってしまったんだけど。
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# by nakieiga | 2007-03-30 09:13 | 読書

74kg

【朝食】
野菜スープ、パン、苺のヨーグルト和え

【昼食】
ご飯、卵焼き、豚肉の炒め物、ポテトサラダ(弁当)

【夕食】
ご飯、味噌汁、豚肉と茄子の炒め物、かぼちゃの煮つけ、タコときゅうりの酢の物、菜花

【今日の運動】
踏み台昇降1時間、腕立て伏せ50回×1、腹筋50回×1

今日はジムへ通う日だったが、夕方から勉強会の依頼があって断念。ジムは9時で閉まるので、7時過ぎに会社を出なければ間に合わないのだ。もう少し遅くまでやっているジムが近くにあればなあ。

植木等の『日本一のホラ吹き男』を見ながらの踏み台昇降。改めて見ると、この人に代わる芸人がいないことに気づく。映画限定で言えば、陽と陰の違いはあるが、北野武が少し似た存在であるように思う。
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# by nakieiga | 2007-03-29 23:36
映画『ザ・グッド・ジャーマン』の原作。

主人公は従軍記者のジェイク。取材のため、ドイツ降伏直後のベルリンに入ったが、ジェイクには他にも目的があった。それは戦前、ベルリン駐在中に不倫していた女性レーナを探すこと。しかしベルリンは爆撃やら砲撃やらで廃墟と化しており、ソ連軍の進駐によって街は混沌のきわみにあった。そんなわけで、簡単にはレーナは見つからない。

そうこうしているうちに、ソ連軍が封鎖しているポツダムで、何故かアメリカ兵の死体が見つかる。しかも彼は多額の現金を持っていたのだ。

ベルリンへのフライトで同じ飛行機に乗っていたその男の死に疑問を抱いたジェイクは、真相を探るために取材を開始、その過程でレーナを見つけたり、ドイツ人の所業とアメリカがしていることの狭間で悩んだりする。

何とも浅薄な話で、うーん、これなら映画を観に行くのはやめておこうか。その浅薄なところがいかにもアメリカ人らしいとは言えるのだが、同じベルリンを舞台にしたフィリップ・カーの作品群のほうが重厚感がある。こちらはイギリス人。人間の業の澱が溜まったベルリンを感じさせてくれるのに対し、本作はその上澄みを見せてくれるだけ。ジェフリー・カーヴァーの『獣たちの庭園』もそんな感じだった。軽いタッチでは読めるけど、それだけ。

原題の『ザ・グッド・ジャーマン』は「模範的なドイツ人」と訳されていたが、そうなんだろうか? 「良いドイツ人は死んだドイツ人だけだ」という言葉があるが、そっちじゃないかと思う。あるいは、その両方か。それと言うのも本書では2回、「ザ・グッド・ジャーマン」の表記があり、最初のそれは「死んだドイツ人」の意味がふさわしい。そうすると2回目に出てくる「ザ・グッド・ジャーマン」が、その言葉を口にするのがどういう人物であるかということを踏まえ、今度は「模範的なドイツ人」という意味として捉えると、実に皮肉が利いた内容になってくる。そしてそして、そうなってくると、ジェイクがいちいち腹を立てる(これがまあ、青臭く思えるわけだけど)物語の根幹に関わる話も、アイロニーを帯びるというものである。

★★(フィリップ・カーを読みたくなった)
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# by nakieiga | 2007-03-29 13:29 | 読書