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(´;ω;`)ブワッ


by nakieiga
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『ロング・グッドバイ』の記憶が鮮明なうちにと、筒井康隆の『巨船ベラス・レトラス』と並行して読み始める。従来の小説を求める消費者がいて、そのニーズに応える作家がいて、その需給関係を下支えする新聞の書評欄がある一方で、革新的、革命的、破壊的、まあ何でもいいや、見方によっては新しくもなり、ただ無茶苦茶とも言える作品がもてはやされるんだよなあ。辛辣なんだけど、いちいちディテールが面白くて、電車内で笑いをこらえるのに必死だ。

今日の名台詞。
飲むのなら自尊心を忘れないようにして飲みたまえ

これはこれで良い台詞だが、テリー・レノックスがその前に口にした台詞を踏まえると、さらに味わい深くなる。
「ぼくのいう自尊心はちがうんだ、ほかに何も持っていない人間の自尊心なんだ」
# by nakieiga | 2007-04-07 09:47 | 読書

73kg(前日比±0kg)

2日連続で73kgということは、減量に成功しつつあるのか?

【朝食】
野菜スープ、パン、ヨーグルト

【昼食】
ご飯、卵焼き、コロッケ、ハンバーグ、アスパラ(弁当、今日は肉気多め)

【夕食】
ご飯、あさりの味噌汁、ほうれん草、水茄子のサラダ、小芋とイカの煮物

【デザート】
カステラ少々

【今日の運動】
踏み台昇降40分、腕立て伏せ50回×1、腹筋50回×1

【今日の熱スタ2007】
C3-5T
勝:安藤1勝 S:久保田1S 敗:大竹1敗
本塁打:新井2号 金本2号
広島は初回、立ち上がり不安定な安藤から先制するも、阪神が一挙4点を挙げて逆転。新井のホームランで2点差まで追い上げたが、阪神は藤川-久保田のリレーで逃げ切った。

しかし、広島打線の打てなさ加減は異常。ラロッカが残留していてくれれば。
# by nakieiga | 2007-04-06 23:30
ようやく読了。ひとまずの感想。

●村上春樹を見直した。若い頃に読んだ、レイモンド・カーヴァーの翻訳が性に合わなかった記憶があり、『ロング・グッドバイ』は少々警戒していたが、杞憂だった。と言うよりは、若い頃の自分に読解力がなかったのだろう。ただし、それを差し引いても『アエラ』の紹介記事を読んだ時は「地雷じゃないか」と思えたものだが。

●清水俊二の日本語力は凄い。素直な村上訳があるからこそ、その凄さが実感できた。そのうち、『長いお別れ』の名台詞集をつくろう(もうやっている人も多いけど)。

●古典は面白い、いや面白いからこそ古典たり得ると言うべきか。

探しごとがあって検索していると、「レイモンド・チャンドラー総合スレ」に行き着いた。清水訳が予想以上に人気がない。反対意見もあるが、村上訳は概ね好評のようだ。

そうそう、その「探しごと」と言うのは、稲葉明雄訳の『待っている』にたいへんな誤訳があった、という話の真偽。先日、飲み仲間から聞かされたのだが、どうも正しい訳より誤った訳のほうが味がある物語になっているのだ。結末に直結する部分なので詳しくは書かない。

誤訳・抄訳は許せないという意見もわかるし、それが嫌なら原文読めというのもごもっともだ。しかし翻訳者のフィルターを通ることで見える世界もあるのだ。たとえ事実とは違っていても、そこにはある種の真実があるのかもしれない。

★★★★(今度は清水訳と並行して読んでみよう)
# by nakieiga | 2007-04-06 14:24 | 読書

73kg(前日比-1kg)

【朝食】
野菜スープ、パン、ヨーグルト

【昼食】
ご飯、鮭、アスパラベーコン巻き、卵焼き

【夕食】
ご飯、味噌汁、鰤塩焼き、茄子と油揚げの炒め物、花わさび

【今日の運動】
5km走、自転車こぎ16分、筋トレ一式

一昨日は一週間ぶりのジムだったため、5km走が辛く感じられたが、今回はすんなり走ることができた。もう少し遅くまで営業してくれれば、あるいは定時に帰ることができれば、あと1km、あるいは2km走るところなんだが。

『熱スタ2007』を購入。開幕戦は5-4の辛勝。勝ち投手は黒田1勝、セーブは永川、ホームランは新井1号、金本1号。リアルは2-3で逆転負け。しかし打てんなあ。
# by nakieiga | 2007-04-05 23:23
先日、古い友人と会食していた時、「そう言えば、芸術家ライフル連隊って本当に存在するのか?」という話題になった。

調べてみたら、あった。さすがウィキペディア

それによると1860年2月28日、第38ミドルセックス(芸術家)ライフル義勇隊として設立。1880年には第20ミドルセックス(芸術家)ライフル義勇隊となった。ボーア戦争に参加、その後は他の27の義勇大隊とともに地域防衛隊であるロンドン連隊を構成した。

芸術家ライフル義勇隊は人気が高く、1900年の時点で12個中隊あり、1914年には3個大隊で編成された。1914年10月には士官養成隊となり、大戦中は1万人の士官を育成した。1917年と18年には実戦にも参加、数千名の死傷者を出し、数百の勲章を得た。

マーロウが指摘するように、第二次大戦中、芸術家ライフル連隊はノルウェイに上陸していない。この時も士官養成部隊として、実戦には参加しなかった。1945年に解隊されたが、1947年1月に第21SASとして再編成された。

公式サイト

残念ながらアイリーン・ウェイドが持っていた記章の画像は見つからなかった。
# by nakieiga | 2007-04-05 14:53 | 読書